つい先日もブログに書きましたが、樹木希林さんの本があまりに面白かったので。
あるホスピスの会場で話されたエピソードとのことです。
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あるご家族のお父さんがいよいよとなった時、家族みんなで駆けつけた。
「パパ!起きてよ!」と必死で声をかけると、心電図の波がまた戻る。
「あぁ良かった!」とホッとして、またツーツーって消えそうになると「パパ!生きてぇ!」となる。
ところが、「パパ!」って何回も繰り返しているうちに、だんだんみんなくたびれてきちゃった。
何度目かにまたツーツーってなった時に、娘さんが「パパ!生きるのか、死ぬのか、どっちかにして!」って。
死をテーマにした会場中が大爆笑だったというのです。
この話には続きがあって、そのあと火葬場で、お骨になるまで部屋で待っていると、係の人が報告にきた。そうしたらその娘さん、「みなさーん、今パパが焼き上がりました」ですって。笑
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「老後がどう」とか「死はどう」とか、頭の中でこねくりまわす世界よりもはるかに大きくて、面白いわよね〜・・・というのが樹木希林さんのコメント。
「楽しむのではなくて、面白がることよ」
「面白がらなきゃ、やっていけないもの、この世の中」・・・確かに‼️
⭐️今日は金曜日。お盆休み明けの出社日です。また月曜日に。
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