「マルクス・アウレリウス『自省録』を読む」〜岸見一郎著〜
これは、最近、時々手にしている本です。ちょっと難しい〜。
今から二千年近く前、ローマ皇帝であるマルクス・アウレリウスが書いた「自省録」を読んで何を思うか、が書かれた本。
哲学者である著者の岸見一郎さんは、死の床にある母親の看病に際して、「人間は母のように身体を動かせず、意識まで失った時にも、なお生きる意味があるのか」「人間にとって生きる価値や意味とは何か」という問題と、真剣に向き合ったのだそうです。
「自省録を読めば、死について考えないわけにはいきませんでした。しかも、意識のない母を前にして」
その中で、気づかれたことのひとつが「何かを追いかけず、避けもしないで生きる」と言う在り方。深いものを感じます。
追いかけず避けもせず「ありのままを受け入れる」…私の永遠のテーマでもあります。簡単ではないけれど、常に意識していきたいです。
⭐️8月最後の金曜日。月曜日は9月1日、新しいページをめくりましょう!



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