「子供さんたちが通路を走り回るので迷惑している方が大勢おられます。『うちの子供に限って』という気持ちではなく、『もしかしたらうちの子供は・・・』という気持ちで考えて下さい」
これはあるマンションで、子供たちが通路を走り回るのがうるさいというクレームが多く、管理人さんが何度目かの貼り紙に書いた文章とのこと。
「うちの子供に限って、という気持ちではなく・・・」というところに、管理人さんの苦心の跡がにじんでいますね〜。管理人さんも板挟みになって、困っておられますよね。
頭ごなしの表現だと反感を買う・・・かと言って、紋切り型だと読む人の心に響かない。
う〜む、こういうことってよくあるな〜。
私も、去年まで住んでいたマンションでは「子供の騒音」は常に問題でした。エレベーターの貼り紙には、「ドアをバタンと閉めないで」とか、「廊下を走らないで」とか、表現は違っていても、全て騒音を出す人への注意書きのみ。
もちろん、それが大前提でしょうが、注意するだけでなく「子供は成長するもの。少し大目に見てあげましょう」とか、見守る側のおおらかさに訴えることがあっても良いのでは?と思っていました。
「社会全体が子供を育てる」という発想は難しいのかな〜。少子化の時代だからこそ、と思います。持ちつ持たれつですものね。
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