スポーツキャスターの松岡修造さんが「日頃大事にしていること」として、ある本に載っていました。
彼の人並外れた前向きさ、人を勇気づける言葉やオーバーなほどのパフォーマンスは、「なんでこんなに熱いんだろう」と不思議に思うほど。
根っからポジティブな人なんだろうな〜、育ち方かな〜なんて思っていました。
ところが、意外や意外、もともとは物事の捉え方が消極的なのだとか。
プロになって3年目、21歳の時、世界ランキングトップ100の壁を破ってこれからだという時に襲った両膝の痛み。手術を乗り越え、リハビリして復帰したものの、ランキングは445位まで下がった。
焦りは募る一方。何もかもが絶望的に見えてきて、自分を悲劇の主人公のように考えてしまっていたと言うのです。
え〜っ、そうだったの?
それを前向きな考え方に変えるために、様々なメンタルトレーニングを取り入れた。その中で一番良かったのが、中村天風だったと。ヘェ〜、そうなんだ。
中村天風の「今日一日、怒らず、恐れず、悲しまず、正直、親切、愉快に・・・」は私も好きで、毎朝声に出して言っています。
「その言葉を自分なりにアレンジして、朝晩、鏡の前で毎日言い続けました。それで自分の本当の力を生み出せるようになったんです!」と。
あら、私と一緒じゃない!笑
松岡さんの人並外れた前向きさは、もともとそうじゃ無かったからこそ、必死で培われたものだったのですね〜。
「強い人とは自分の弱さを知っている人」と言うサッチャーさんの言葉を思い出しました。
松岡修造さんも、自分の弱さと戦っている人なんだ・・・急に親近感が湧いてきました‼️
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