40才で初めて社会に出て、仕事を始めた私。本当に、よく受け入れてもらったことと、今の会社には感謝しかありません。
しかし、実際に仕事してみると、それまでの40年間とのギャップは、かなりのものでした。
知らないと言うことは恐ろしいことで、、、(笑)
やったことが無いことなのに、なぜかイメージづけは得意で、出来る気がしてやってみる!
現実はそんなに甘くない!
うまくいかないとズドーンと落ち込む。
、、、そんなことの連続でした。
自信が無いから人と比べる、自分を責める、素直に人の言うことが受け入れられない、ますます自信が無くなり、落ち込む、、、
そんな悪循環に陥入ることも度々ありました。
落ち込むと、決まって朝、目が覚めた時に足元からサーッと波が引いていくような、何とも言えず不安な気持ちに襲われるのです。
その感覚は、今でもリアルに蘇ってきます。
そんな自分の弱さが、イヤでイヤでたまりませんでした。強そうに見える人が、羨ましくて仕方なかったです。
その頃の私は「どうなりたい?」と聞かれる度に、
「強くなりたい!」
と、念仏のように唱えていました。
「強くなりたい」「強くなりたい」「強くなりたい」、、、
それならこれをやりなさいと教えてもらったことが、
「美点凝視」
でした。
美点凝視とは、
「自分の良いところをじっと見る」こと。
「自分をほめる」こと。
当時の私は「自分をほめる」ことが、うまくできませんでした。
「ほめられることがある時はいいけれど、ダメな自分をいったいどうやってほめるの?」と思っていました。
そんな私に降ってきた言葉、
「人にほめてもらえたら頑張れるというのは、その人の奴隷だ」
、、、それこそ眼からウロコ、雷に打たれたようにズッシーンと心に 入りました。
奴隷はイヤだ‼️
それからは、とにかく自分をほめました。もう、必死です。笑
ほめることが見つからない時は、「こんなに必死で見つけようとしている自分はエラい‼️」と。
こじつけでも何でもいいから、とにかく一日の最後はほめて終わる、、、
それを続けていくと、
昨日と今日はそんなに違わない。
今日と明日もそんなに違わない。
でもある時ふっと、
「ちょっと強くなった自分」に出会えるのです。
あれからもう25年以上、、、
あの頃の自分には想像も出来ないほど、強くなった自分がいます。
人と比べなくなった
人からどう見られるか、気にならなくなった
人を羨ましいと思わなくなった
人に嫌われても、相手のために必要と思うことを言えるようになった
失敗を恐れなくなった、、、
すごい成長だと思いませんか?笑
成長は年齢に関係ないのです!笑
ただし、根っこにある弱い自分が消えた訳ではありません。
いつまた顔を出してくるか!
だから、毎日小さなことを見つけて自分をほめることは、弱さの克服のための必需品。
すっと続けていかなくては。
私にとっては一生忘れてはいけない、大切な大切な習慣です。(^^)
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