今から30年以上も前、まだシングルマザーにもなっていない頃、確か目黒区の区民センターで、子供向けの映画をやっていました。夏休みだったと記憶しています。
「火垂るの墓」と「象のいない動物園」。
戦争の恐ろしさを子供たちに伝えようとする企画だったのでしょうが、30代だった私にも、2本とも、それはそれは強烈な印象でした。泣けて泣けて、心が辛くて辛くて、、、
思えば、私たちでさえ、そんな悲惨な状況を全く知らない世代なのですね。もう立派なおばぁちゃんなのにね。笑
特に、火垂るの墓で、空になったサクマドロップの缶に水を入れて餓死寸前の4才の妹に飲ませるシーンは、今でも目に焼き付いて離れません。
それから時々、終戦のこの時期になるとテレビで放映されていましたが、あまりに辛くて観る勇気がないのです。
そういえば、最近はテレビでも放映されることが無い気がします。
勇気を出して、孫たちと一緒に観てみようかと思った、この8月でした。
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