祖父のことを書いていたら、祖母のことも次々と思い出しました(^^)
父方の祖父母は、父と母が結婚する前に亡くなっていたので、私にとっての祖父母といえば、母方の祖父母だけでした。
そして、幼稚園の頃からずっと祖父母の家の隣に住んでいて、小学校から帰ってくると、すぐに祖父母の家に直行するのが日常でした。
かなりのおばぁちゃんっ子だったと思います。(^^)
祖母は田舎の超お嬢様育ち。笑
死ぬまでに一度も銀行や郵便局には行ったことがない。
市場に買い物も行かずに、全て御用聞きの人に配達してもらう。
お料理は嫌い。掃除、洗濯もお手伝いさん任せ。好きなことは庭の草取りだけ。それだけはプロ級の腕前でした。
祖父母の家に行くと、祖母は、庭で草取りをしているか、知り合いの人と長電話しているか、横になって按摩さん(と呼んでいたオバサン)にマッサージしてもらっているか、、、
これはかなりなグウタラばぁちゃんだ‼️笑
とはいえ、若い頃は長い間姑に仕え、苦労して来たと聞いています。
そんな祖母の一番の思い出は、何と言っても「むかし話」です。
寝る前に、布団の中で何度もねだったむかし話。あ〜懐かしいな〜
「花咲か爺さんの話」、これはポピュラー。
「アホの話」「屁こきじぃさんの話」となると、かなりのレアもの。
完全に祖母がそらんじていた物語りは、断片的に私の記憶に残っています。
「ピッチリ、パッチリ、プー」は屁こきじぃさんのオナラの音。笑
「ピョイトコナ、ピョイトコナ、ピョイトコピョイトコピョイトコナ」は、アホの話のクライマックスシーン。笑
他では聞いたことの無い、それはそれは、引き込まれるほど面白い話でした。
あ〜、テープに録っておけば良かった‼️
孫たちに聞かせたかったな〜。本当に、本当に、悔やまれます。
でも、思い出してホッコリ。この幸せ感(^^)
私もこんな思い出を残してやりたいな〜
あっ、まだ死ぬ予定はありませ〜ん。念のため。大笑
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