2020年7月24日夜8時、本来ならば東京オリンピックの開会式が始まる時間。
昨夜、開会式が行われる予定の国立競技場のグラウンドに、競泳の池江璃花子さんが立ちました。
真っ白の上下の衣装に聖火を持って、広いグラウンドに、たったひとり。
その姿の美しいこと‼️
白血病と闘い、復帰を果たした彼女のメッセージは、深く心に響きました。
医療従事者の方たちへの心からの感謝。そしてオリンピックを目指すアスリートたちへの勇気づけ。
メッセージのコンセプトは
「1年後へ。一歩進むプラスワン!」
自身の大病の体験を踏まえて、「目の前の大きな目標が突然消えてしまったことは、言葉にできないほどの喪失感だったと思います」とアスリートたちの心を思いやる。
「2020年という特別な年を体験したことで、スポーツが決してアスリートだけでできるものではない。様々な人の支えの上に存在するのだと分かりました」と感謝の気持ちも。
そして、
「今から1年後、オリンピックやパラリンピックができる世界になっていたら、どんなにすてきだろうと思います」
「TOKYO2020。今日、ここから始まる1年を単なる1年の延期ではなく、『プラスワン』と考える。それはとても未来志向で前向きな考え方だと思いました。」
「逆境からはい上がっていくときには、どうしても希望の力が必要なのです」
と。
ここまで来る間、池江璃花子さんは、どれほど辛く苦しい体験を乗り越えてきたことでしょう!
だからこそ、この言葉の重味!
どれだけの人が、彼女の言葉で勇気づけられたことか‼️
また19歳の彼女が、凛として、堂々と、世界に向けて発信したメッセージに
深く、深く、感動しました。
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