これは、先日の新聞に載っていた、51歳のある主婦の方の投稿です。
「小学4年の1年間と6年の1学期まで担任をしてもらった恩師がいる。両親の事情で他県に夜逃げする前の晩に荷造りを手伝ってくれた。
また、母親の再婚相手の暴力に耐えきれずプチ家出をした中学2年の夏休みには、電話をかけた公衆電話ボックスまで迎えに来てくれて、感情が高ぶって涙の止まらない私に、レストランでエビフライを食べさせてくれた。」
こんな小さな女の子が、こんな辛い体験をしている、、、胸がつぶれそうになります。でも、こんな先生が居て良かった‼️救われますね〜
「先生とは、たまの電話と年賀状などのやり取りを続けた。
結婚式では、人生において欠くことのできない大切な恩師として、スピーチをしてもらった。スピーチの最後で夫の名前を呼び、『浮気は絶対にしないでね、この場で私と約束してくれますか?』と言ったのには驚いた。約100人の列席者を前に「はい。約束します」と言わずにはいられない状況に夫を追い込んだスピーチ。大喝采は鳴りやまなかった。
恩師が配偶者の浮気で離婚したことを、このスピーチのあと知った。パワーにあふれ、親身に児童と接してくれた恩師も、実はひとりの女性なのだと感じた出来事だった。」
12歳〜14歳の多感な時期に、ひとりでは到底受け止めることの出来ない現実。
それを一緒に受け止めてくれる人がいたからこそ、今のこの方の幸せがあるのだと確信します。
「誰かひとり受け止めてくれる人がいれば、その人は救われる」
のですね。そんな存在になりたい!と、改めて強く思います。
それにしても、100人の前で宣言せざるを得なかったご主人、ちょっと気の毒な気もするな〜笑
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