〜朝日新聞「折々のことば」より〜
NHK連続テレビ小説「スカーレット」から。
陶芸家を目指している主人公・貴美子の息子・武志は、ある日白血病の診断に余命を知る。
もがきながらも作陶に打ち込むなか、当たり前の1日も、周囲の人たちの厚い思いやりによって支えられた一つのの達成だと感じ、思いをこう記す。
「いつもと変わらない1日は特別な1日」
そして最終回、「幸せやで」と母親にそっと告げた。人生の毎日も同じ。
、、、と。
「いつもと変わらない1日は特別な1日」…「当たり前のことは、当たり前ではない」
この言葉、何だかグッと心に響きました。今、コロナ騒ぎの中、「普通に生活できること」の有り難さが身に染みているからでしょうか。
感じる心を大事にしたいなと思います。
連続テレビ小説って、私はなかなか見られないのですが、「あぁ”スカーレット”、見れば良かったな〜」と、放送が終わってしまってから、しみじみ思ったコラムでした。
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