〜「折々の言葉」より〜
人は誰でも「なくてはならないもの」をわがものとして所有していたいと願う。
が、所有できるものはいつか失われる。
本当になくてはならないものは、所有できないものだけだと、詩人は言う。
水と石、葉の繁り、午後の静けさ、島の影・・・
大切なものには何一つ「わたしのものはない」と。
〜詩集「世界はうつくしいとは」長田弘著より〜
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本当になくてはならないもの…単純に考えると「空気」「太陽の光」「流れる水」…どれも「モノ」ではないから自分のものにすることはできない。
本当にたいせつなものは所有できない。そして形のあるものは永遠ではない・・・改めて納得したことでした。
⭐️急に寒くなった今週、「秋」はどこへ行ったのかな?風邪など引かれませんように。また月曜日に。


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