いい話

100歳の千玄室さん

茶道裏千家の前家元、千玄室さんは100歳とは思えないほどの活躍ぶり。

茶道を通した「平和記念活動」はある使命感に支えられていると言います。その原点は太平洋戦争での特攻隊体験。

かろうじて終戦を迎え無事に復員してからは、「若くして逝った戦友たちの無念を考えるとじくじたる思いに苛まれました」と。

転機は戦後間もなく、進駐軍が裏千家に押しかけてきた時のこと。

家元だった父は端然としてお茶をふるまいます。なかには横柄な兵隊もいて、父はそういう手合いを英語で『ここは礼儀正しさをわきまえるべき部屋。お引き取りを』とたしなめたのです。自分には目が覚めるような経験でした」

「いったん茶室に入れば、互いに敬い、譲り合うのが茶道の精神です。一碗の茶を前にすると、そこには人種も宗教も社会的格差もありません。平和づくりに、茶道が果たせる役割は大きいはず」

・・・以来、茶道の普及が、ご自身の使命になったとのこと。

「茶道を通して平和づくりに貢献するのも、亡くなった戦友たちへの供養になると思うのです」。

とはいえ、世界からは戦争はなくなりそうにありません。

だからこそ、半歩下がって譲り合う場が大切です。茶道が貢献できる余地はなお大きい」・・・と。

ふと、マザーテレサのことを思い出し、共通の「崇高な在り方」を感じました。

⭐️今週は3日間セミナーだったので、あっという間の金曜日です。このブログは、思ったこと、感じたことなど、書き溜めているものを投稿しています。本当は毎日、その日に思ったことを書くのが良いのかな〜と思いつつ・・・。また月曜日に登校します。

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