いい話

病院ラジオ〜長野子ども病院編〜

お笑いのサンドイッチマンが司会する、病院だけで聞ける病院ラジオ。今回は子ども病院での放送。

病気と闘っている子どもたちと、それを見守っているお父さんお母さん。そして病院の先生やスタッフ。

お互いに、普段はなかなか聞けない本音が聞ける、時には涙する、そして聞きたい曲をリクエストする・・・ジ〜ンとくる番組です。

4歳の女の子を亡くしたお母さんと、そのお姉ちゃん。お父さんはひとりで静かにラジオを聴いている。思い出すのは、まだ辛いのでしょうね〜。リクエスト曲は一青窈の「ハナミズキ」。

14歳の中2の男の子は血液のガンの一種で入院治療。治療後は滅菌の部屋で隔離されて、誰にも会えない。白い壁の無機質な部屋。毎日孤独で泣いていた。

精神的に救われたのは、音楽と毎日書いていた日記だった。「先に楽しいことがある」と思うと耐えられる。観たい映画、食べたい食べ物・・・書くことが癒しになっていた。先の楽しみを思えば、今は寝てればいいかと思えるのだと。

音楽はビートルズが好き。壁にビートルズのポスターを貼っていたら、清掃のおじいさんの「ホシヤさん」が、ビートルズのレコードを持ってきてくれた。嬉しくてありがたくて、「病気がなければこんな出会いは無い」と。リクエスト曲は、ビートルズの「インマイライフ」。

右半身が動かない6歳の男の子。その子のお姉ちゃんからのリクエストは、隣のトトロの「さんぽ」。

生まれつき心臓の病気。なぜか聴覚障害もある24歳の男性。ずっとまわりから心配され、大丈夫?と心配されることばかりだった。

大学の時に出会った友人が、初めて「カッコいいじゃん!今まで戦ってきたんだね」と言ってくれた。すごく嬉しかった。その言葉で救われたと。リクエストはハクビの「光芒」。その歌詞をググってみたら・・・

何かひとつ、何かひとつ。確かなものを探してる。何も見えない闇の先に、かすかな希望を今日も探してる」・・・

この歌の歌詞に励まされているのだな〜。みんな、必死に生きているのですね❤️

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