いい話

心に残るのは人間性〜フィギュアスケートコーチの言葉〜

伊藤みどり、浅田真央、宇野昌磨・・・名選手を指導してきた山田満知子コーチ。テレビで見ると、「目指せ金メダル!」という鬼コーチ(失礼!)の印象です。ところが彼女のエッセーにはこんなことが書いてありました。

「私の場合、チャンピオンにするとか、メダリストにするとか、実はそれほど興味がないんです」

「そりゃあ私だって二番より一番の方がいいですよ。でも、たとえ五番でも『あの人の演技って素敵だったね』と言われるスケーターがいいなと私は思います」

へぇ〜そうなんだ〜。意外でした。

「だってジャネット・リンだって三位ですよ。誰も一位の人なんて覚えちゃいない。彼女のスケートのいろいろなシーンに人間性が出て、それがいつまでも私たちの心に残っているんです」

確かに!ジャネット・リンは一世を風靡したアメリカのフィギュアスケート選手。(知らない人も多いかな〜笑)もうずいぶん前の人ですが、金髪のおかっぱと可愛い笑顔は、いまだにパッと目に浮かびます。

「だから私はジャンプができないとか、スピンが下手とか、そういうことではまず怒らない。怒るとしたら、礼儀のこととか、生き方の注意の方が多いですね。」

「伊藤みどりはハートの強さと優しさが混ざった演技をするスケーターでしたし、浅田真央は素直で自然体の愛らしい演技をする子。それってそのまま彼女たちの性格ですよ。人間性が全部スケートに出ているんですね」

そう、まずは「人として」というところが全ての基本ですよね。

山田満知子コーチの印象が変わりました(^ ^)

⭐️今週もあっという間の金曜日。そして明日からは4月ですね。今日の東京は20度になるとか!良い週末をお過ごしください。また月曜日に。

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