〜「1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」より〜
致知出版社発売の本、この長い題名に惹かれて購入しました。心が熱くなりたくて。笑
その中に書かれていた山中伸弥さんのエッセーから。
山中さんは子供の頃から病弱で、中学高校の六年間は柔道に取り組んだ。
毎日2〜3時間は練習しても、試合は少ない。365日のうち360日は練習で、残りの5日が試合というペース。試合に負けたらまた半年間はひたすら練習・・・その単調さに負けない精神力、忍耐力はものすごく身についたといいます。
そして、それこそが、単調な毎日の中で歓喜の上がる成果は数年に1回しか無いと言う、「研究」の仕事に生かされていると。なるほど!ですね〜。
ある時、教育実習に来ていた大学生との稽古で、山中さんは腕を折ってしまった。
責任を感じた学校の先生から「申し訳ないです」と謝りの電話がかかってきた時、お母様が何と言われたか。
「いや、悪いのはうちの息子です。息子がちゃんと受け身をしなかったから骨折したに違いないので、気にしないでください」と。
当時反抗期だった山中さんも、我が親ながら立派だなと尊敬し直したそうです。
「それ以来、何か悪いことが起こった時は『身から出たサビ』、つまり自分のせいだと考え、反対にいいことが起こった時は『おかげさま』と思う・・・この二つを私自身のモットーにしてきました」とのこと。
山中伸弥さんと言う人の在り方に、とても謙虚で深いものを感じています。ものごとは捉え方次第。そんな日常の姿勢の積み重ねが、ノーベル賞と言う偉業につながるのですね。
⭐️WBCでサムライジャパンがベスト4!桜の開花も、もうすぐ・・・明るい話題が続きますね。どうぞ良い週末をお過ごし下さい❤️
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