いい話

「自信と過信は紙一重」〜小嶺忠敏さんの言葉の重み〜

1月7日に76歳で亡くなられた小嶺忠敏さんという人物。高校サッカーの指導者のカリスマ的な方。

今まで知らなかったのですが、新聞を読んで、すごい人だったんだな〜と。

サッカーを始められたのは、島原商業高校時代。

のちに母校に新任教師として赴任したが、サッカー部の指導を始めた当時、九州はまだサッカー後進の地と言われていた。

地理的なハンディをものともせずに、自らの手で道を切り開いた。

「もっと試合がしたかった」・・・卒業する3年生の声を聞いた翌日から、大型免許を取るために自動車学校に通い始め、5万円で中古のバスを調達し、学校長の反対を押し切ってバス行脚を始めた。

試合相手を求め、練習方法を学ために全国に出向いた。

(へ〜すごい行動力!でも、それは反対されますよね〜 素人がバスを運転して全国を回るなんて。危険がいっぱいですものね〜)

のちに赴任した国見高校では、1986年度から全国選手権に21年連続で出場。この間、優勝6回、準優勝3回、ベスト4を逃したのは9大会だけ。

J1歴代最多得点記録を持つ大久保嘉人さん、J1神戸の三浦淳寛監督など、教え子もたくさん輩出している。

教え子が小嶺先生からもらった言葉、

「自信と過信は紙一重」・・・これを座右の銘としていると言う話が心に残りました。

なるほど、「おごるな!ひたすら謙虚に練習しろ!」と言うメッセージでしょうか。どんなことにも通用する言葉ですね〜

命をかけて「やった」人の言葉。重みがあるな〜。ドキッとさせられる言葉でした。

心からお冥福をお祈りします。

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