いい話

ダンシング・クイーンが生み出したドラマその2!

NHKのアナザーストーリーで知った、もうひとつのドラマ。

それはオーストラリアの同性愛者の歴史を変えたきっかけが、ダンシング・クイーンだったと言う話。

1977年、ABBAはオーストラリアでライブツアーを行い大旋風を引き起こしていた。

その頃、オーストラリアでも同性愛者は「まわりに知られたくない」と隠れて生きていこうとしていたと、ランス・デイさん(同性愛者の男性)は証言する。(そういう時代でしたね〜)

当時、同性愛者は違法で犯罪者とみなされて逮捕されることもあった。さらに差別による暴力事件も跡を絶たなかったと言う。(犯罪者扱いなんて、ひどくないですか)

仲間たちと集ったのは地下で営業していたゲイバー。そこでダンシング・クイーンがかかっていた。

その歌詞はランスたちに力を与え、ランスは交際していた女性との別れを決意し、社会に訴えると決めた。

ランスと仲間たちは周囲からの批判に屈することなく、毎年デモを続け、ダンシング・クイーンは性的マイノリティーの間で愛されるようになった。

(ダンシング・クイーンを歌って踊ることで、仲間の結束を固めたのですね)

デモから30年、州政府と警察は当時の過ちを認めデモの参加者に謝罪し、2017年、同性婚が合法化した。

・・・これが、その歴史の一部です。

アナザーストーリーに出ていたランス・デイさんの、「これからの若者たちのために諦めずに戦って良かった」と言う言葉に、やり切った人の凄さを感じました。どれほど辛い思いをしたことでしょう!

ABBA、そしてダンシング・クイーンの果たした役割、すごいですね〜

初めて聞いたそのドラマに、改めて感動!そしてABBAの復活にバンザイ‼️

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