「皆さん選挙に行きましょう!」とブログに書いた翌日の朝刊に、こんな記事を見つけました。
「その日の朝が来ると、明治生まれの祖母は鏡台の前に座り、化粧をして髪を結うのでした。紋付きの黒い羽織を重ね、襟を指先で整えて出かけて行きました」
「いったいどこへ?」と思いません?
「『どうして、そげ、おしゃれして行ぐの?』と聞く幼い私に、
『だって選挙だもの。大事な日だもの。女の人も選挙していいと言われだどき、嬉しけのお。初めて、人どして認められただあと思ったのよ』と。
椿油の甘い香りと共に鮮やかに心に残る言葉でした」・・・
朴訥とした東北弁に、なんとも言えない喜びがあふれていますよね〜
化粧をして、髪を結い、紋付の黒い羽織を着て・・・当時、最高のよそゆきの格好だったのでしょうね〜
そんなにおめかしして出かけるところが、選挙だったとは!
「初めて、人として認められたと思った」・・・女性は人として認められていない時代が長かったなんて、今では考えられないこと!
いろんな人のいろんな想いが詰まった選挙権、無駄にしてはいけないな〜と改めて思いました。
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