「和菓子はもういいので、ポテトチップを送ってください」・・・以前、ある少年からもらった手紙が忘れられない。母親にお礼状を書けと言われて渋々書いたのだろう。
「なんて生意気なんや、と(笑)。でも、僕も幼いころ、同じことを僧侶の祖父に言っていました。『じぃちゃん、また最中?違うおやつ買いに行こ』って」
「いかにも子供らしい本音がホンマに嬉しかった」と笑うのは、認定NPO法人「おてらおやつクラブ」代表理事、松島靖朗さん。46歳。
確かに、子供らしい本音が言えるって、その子が満ち足りている証拠かも知れませんね〜(^ ^)
檀家や信徒からのお供えを、近所の子供たちに「おすそわけする」という、お寺の習慣が社会問題を解決する一助になると思い立ったのは、2013年のあるニュースがきっかけだった。
大阪市のマンションの一室で母親と3歳の息子が遺体で見つかった。
現場にあったメモには「おなかいっぱい食べさせられなくて、ごめんね」。
え〜っ、現代社会でそんなことが‼️ お母さん、辛かったでしょうね〜 誰にも助けを求められなかったのでしょうか?
松島さんは、小さな息子を持つ父親として見過ごせなかった。
祖父の後継として、奈良の実家の寺の僧侶になって3年。食べきれない供物に頭を悩ませることがあった。
そうだ、これを届けよう!・・・でも、自分ひとりの力では限界がある。
「お寺、メチャクチャいっぱいあるやん!」笑
早速顔見知りの僧侶らに「余っていたら持ってきて」と呼びかけた。2014年に「おてらおやつクラブ」を結成。賛同する寺と支援先はどんどん増えた。
松島さんの前職はIT関連企業の部長さん。その知見を生かし、システムを構築。ヘェ〜すごい!
今や、約1600の寺と約500の団体が連携し、2万1千人以上の子供たちを支援している。
本当にすごいことですよね〜アイデアだけでなくて、システムを構築したその実行力がすごい‼️
お寺に余っているお菓子や食べ物も、お腹を空かせている子供たちも、両方幸せ〜❤️ええ話やな〜笑
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