絵本作家のヨシタケシンスケさん。
「2つ上の姉は、はっきりと自己主張する性格で、なんでも出来る「天才」だった。そんな姉と比べて、僕は何にもできないと思っていた。いつも1人でぶつぶつ本を読んでいるような子で、友達もいない。そういうものだと思っていた」・・・これが、本人が語る子供のころの自分。
美術系の大学を卒業後、サラリーマンになったが、半年で辞めた。
ネガティブな性格なので、生きているのが嫌になっちゃう。ストレス発散のために、手帳に毎日こっそりと小さなイラストを描いて自分を励ましてきたことが、絵本作家としての原点なのだとか。
そんなところから、ヨシタケさんの未来が広がったのですね〜いい話だな〜♪
そんなヨシタケさんが、不登校についてこんなことを書いておられます。
「一昨年ごろから、不登校のお子さんとやりとりする機会が増えました。
不登校のお子さんは、何かしらの理由で『学校に行かない』という選択をしている。『なんとなく』という子も多い。
この『なんだか分からないけど行きたくない』という直感は、生きるための強さがあるということ。
人として一番大事なのは『選ぶ力』だと思います。『逃げる』とは、生きるために『選ぶ』ことではないでしょうか。
逃げる人は先のことを考えていないと思われがち。でも「居心地のよい場所を探しに行くために、この場から離れるんだよね」と言い換えてあげればいい」
そうか〜そう捉えれば、自分を責めなくて済みますね。
「不登校の子をもつ親は、学校に行ってほしいわけじゃなくて、『幸せになってほしい』と願っている。まずは『行きたくない』と選べたことをほめてあげて。親も子も不安だけれど、幸せになることをゆっくり探してほしい」・・・と。
同じような体験を持つヨシタケさんだからこそ、の言葉ですね〜
不登校、引きこもり、ニート・・・社会から孤立していると感じてしまう人たち。先の見えないこの時代、そんな人たちが増えているような気がします。
・・・だからダメなんだと決めつけてしまうのではなく、「自分で選ぶ力があるんだ」と、本当に思えたなら、その人の人生は別の可能性が広がるのではないだろうか・・・そんなことを思いました❤️
⭐️今日は金曜日。今週の東京は涼しくて過ごしやすい日が多くて助かりました。どうぞ良い週末をお過ごしください。また月曜日に!
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