「なんていい笑顔なの⁉️」
思わずテレビの画面に釘付けになりました。こんな笑顔の男性は見たことがありません。
NHKのプロフェッショナルに出ていた電気屋の今井さん。この道50年、成功率95%の家電修理の達人です。
今井さんが若かりし頃、就職した電気会社で上司にこう言われたそうです。
「故障していても直すな!直りませんと言え。」
疑問を持ちながらも、自分にウソをついて新商品を売った今井さん。
「でも、自分は直したい。」
その会社を辞めて、自分ひとりで電気屋を始めます。
とことん修理することにこだわった今井さん。売り上げは電気屋の中でも、いつも最下位。当然収入は不安定です。
「でも、二度と自分にウソはつきたくなかった。」
部品も無くなった電化製品。家電は家族の一員みたいに愛着があります。
部品は自分で作る、、、メーカーに頼らなくてもできるように、知識を広げていきました。
細かい細かい作業、、、でも決してあきらめない。
新しくすると50万はかかると言われた古い皿洗い機。もちろん部品はありません。
繰り返し繰り返し、原因を探る。2週間預かってやっと直った‼️その修理代は5万円。
頼んだ女性は、思わず
「ホントに直るとは思っていなかった‼️」
と。
あきらめずにずっとやっていけば、必ずものになる。どんな難しい修理でもいつも笑顔。予防修理までやる、、、
まわりの人はみんな言います。
「今井さんは神さんやな。」
最下位の電気屋は、誰よりも必要とされる存在になっていたのです。
だから、あの笑顔なのか‼️
家電の命を救っている神様なのか‼️
今回テレビが壊れた一件、でつくづく思いました。
「修理するより買い換えた方がいい」と言う文化、本当はどうなんでしょう⁉️
この記事へのコメントはありません。