「母親に育児放棄されたダウン症の子供をゲイの男性が育てる」という実話をもとにしたアメリカ映画「チョコレートドーナツ」。
アメリカならではの実話ですね。すごいな〜❤️
初めて日本で舞台化される今回は、宮本亜門さんの演出。
宮本亜門さんは、ダウン症の子供たちを集めてオーディションをした。ダウン症の子供た舞台に立つのは、日本では初めてとのことです。
選ばれた2人の子供たち。それからが大変だった。
悔しくて泣いて、ほめられて喜んで。
本人はもちろん、宮本さんも、共演者も、お母さんも・・・みんな一緒に苦労して、やっと立った舞台。
昨年末の東京公演に始まり、コロナ禍で思い通りにはいかなかったが、各地を巡演した。
主演の東山紀之さん、谷原章介さんのコメントは・・・
「こんなに観客の皆様と舞台が一つになった初日は初めてです。カーテンコールの熱い拍手はボクの人生でも聞いたことがありません!」
素晴らしかったのですね〜そんな舞台、観てみたかった〜
高橋永(はるか)君と丹下開登(かいと)君の2人の子供たち。
永(ハルカ)と開登(カイト)という名前、その文字に親御さんの気持ちが100%表れていますよね。もう、そこで泣けてしまう〜
テレビには、子供たちを見守るお母さんも登場。
舞台上での、「あの子は生まれてこなければ良かった!」という母親役のセリフ。それを本人はどう捉えるのか・・・お母さんにも葛藤があったでしょうね〜
中学の時、いじめられたつらい体験を心の中に押し込めて、詩を書いてきたカイト君は、お母さんと2人ぐらし。
辛いことも嬉しいことも、2人で乗り越えてきた人生。
ところが、オーディションに受かった時、お母さんに膵臓がんが見つかった。え〜っ!
そのお母さんの言葉です。
「今は必死に生きることだけを考えています。私がいなくなったもカイトが人に愛されて生活できる環境を準備してあげないと・・・。舞台は2人の希望になりました。」
自分がいなくなった後のことを、真剣に、切実に考えるお母さん。
あぁ、どうかお母さんの願いが叶いますように。神さまお守りください!・・・心の底から叫びました。
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