昨日のブログにも書いた、奇想天外な人となりの平野レミさん。
お父さんは仏文学者で詩人の平野威馬雄さん。この方がすごい‼️
子供たちに「勉強しろ」と言ったことがなく、通信簿を渡しても見ない。「好きなことを徹底的にやれ」が口癖だった。
祖父が米国人だったお父さんは、少年時代「あいのこ」とさげすまれ、戦時中はスパイ容疑でつかまった。
そのことから、異国にルーツを持ち、「混血児」と差別される貧しい子供たちを救う活動を始めた。
「家なき子」の主人公名にちなんで「レミの会」と結成し、自宅にも10数人を預かった。
自分の3人の子供たちと対等に扱い、ご飯も部屋も小遣いも一緒。就職が迫ると自分の戸籍に入れた。
お母さんは、お父さんが突然戦災孤児を連れ帰っても、「はいはい」と受け入れた。文句を言わずに父を尊敬し、大勢の食事を準備し、お金がなければ自分の着物を質に預けて。
そんなお母さんの手料理は「安く、手早く、おいしく」がモットー。いつも手伝っていた平野レミさんに受け継がれている・・・
以上は、新聞の「語る〜人生の贈りもの〜」の記事からの抜粋です。
預かった子供達を自分の子供と対等に扱うばかりか、必要なら戸籍に入れてしまうお父さん。
そんなお父さんを尊敬し、はいはいと全てを受け入れていたお母さん。
そんなご両親のもとで育たれた平野レミさん。
天真爛漫に「安く、手早く、おいしい」ものを作る平野レミさんのルーツは、そこにあるのですね!
素晴らしい〜❤️
⭐︎次回のブログは週明けの月曜日に更新します。皆さま良い週末を‼️
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