いい話

下っ端にも優しかった邦衛さん❤️

フジテレビ制作の「北の国から」のシリーズ。

何年か前に、ビデオを借りて、全シリーズを夢中で観た記憶があります。

ボクトツで、不器用で、情けない、でも愛情たっぷりの父親役の田中邦衛さんに魅了されました。

父親の愛情って、こんなにあったかいんだ〜と、理屈抜きで癒されました。観ながら何度泣いたことか!

その印象が根強くて、先日、田中邦衛さんの訃報を聞いた時は、何とも言えず寂しい気持ちになったことでした。

そんな邦衛さんのことを、ある人が投稿していました。

それは、24年前、松竹大船撮影書の録音助手の下っ端だったという51歳の男性。

念願の山田洋次監督の、田中邦衛さんが出演されていた作品に就いた。

ある日のこと、撮影所近くの中国料理店で録音部の先輩たちと昼食を取っていたら、田中邦衛さんが入ってきた。

自分たちがいつも注文するのは、安い麺類やチャーハンの単品のみ。

入ってきた邦衛さんは

「ニコニコっと僕たちのテーブルを眺めると、『ギョーザ食うか!』と、一人に一皿ずつギョーザを取ってくれた」・・・

あぁ、田中邦衛さんらしいですね〜(会ったことないけど。笑)

「邦衛さんはお付きの人を持たず、撮影所には電車で来ていた。離島のロケ現場にもスポーツバッグ一つで、一人で飛行機を乗り継いできていた」・・・

温かくて、謙虚で、人間的で、ユーモアたっぷりで・・・一事が万事、どこを切ってもその人の「人となり」が出るのですね〜

「人気がある」とか「人に受ける」とか・・・全て、その人の「人としての在り方」が根底にあるのだな〜と、改めて納得してしまいました。

謹んでご冥福をお祈りします❤️

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