研修でやった「私の好きは何だろう?」のワーク。
自分が好きなもの、好きなこと・・・それを毎日書き続けていくと、その先に、本当に自分が何が好きなのかが見えてくる・・・
私もやってみようと、毎晩ひとつずつ書いていて、ふと思ったことが「お父さんのこと、好きなんだな〜」ということ。
これには我ながら驚きました。
昨日のブログにも書きましたが、小さい頃から親しみにくかった父。大人になっても、結婚しても、私と父はずっとその関係を引きずっていたのです。
父よりも母の存在が大きくて、常に母の向こうに父が居る感じ。正直「父のことが好き」とは思えていなかったのです。
ところが、母が突然亡くなって、ひとりになった父と必然的に向き合うことになってからの3年間。これが私の父に対する思いを変えました。「あぁ、すごい人だな〜」と思えることがいくつもあったのです。
あの3年間は神様からのプレゼントとだったかも?と思えているほどです。
常に人の話を聞いて受け入れてくれる懐の深さ。声を荒らげることも怒ることもない穏やかさ。イライラすることが無くじっと待つ姿勢。きちんと整理整頓する几帳面さ。そして私や娘たちに対する愛情の深さ・・・。
父が亡くなったあと、机の引き出しの一番上にあったのは、娘たちの住所を書いた宅急便の送り状。なじみのお肉屋さんから、すき焼き用の牛肉を送ろうとしていたのです。父の、決して上手とは言えない自筆の文字を見て、改めて涙したことを思い出します。
父が娘たちに常に言っていたことは・・・
「結婚する人は心身ともに健康な人を選びなさい」
「心が健康な人とは、①嘘をつかない ②人の悪口を言わない ③自分のことより相手のことを考える人」・・・と。
嘘をつかない、人の悪口を言わない、自分のことより相手のこと・・・それは、私にとっての父の存在そのものだなぁと、つくづく思います。
もうすぐ父の日。だから思い出したのかな〜笑。
とりとめの無い父の自慢話、失礼しました。
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