「あなたがいるから大変」「あなたなんか産まなきゃよかった」「○○はできたのに、あなたはダメだ」・・・親から言われた言葉で、深く傷ついている人がいます。
私の知り合いの女性(60歳、独身)も、お父さんに「男の子なら良かったのに」と言われた言葉が胸に突き刺さっていると言っていました。ひとりっ子の彼女のことは、お父さんも本当は可愛かったでしょうに。何気なく言った言葉で、深く傷ついているのですよね。
そんな、子どもを傷つける「言葉の暴力」は、虐待や暴力などと同じくらい影響が大きいとのこと。それは、脳の実験で証明されているのだそうです。
脳には本来、各領域が連携し合う「ネットワーク機能」があって、一部に異常が出ても補い合うことで正常な状態を維持することが出来るとのこと。
ヘェ〜、補い合ってるんだ〜。
ところが、「言葉の暴力」を受けた人は、この能力が大きく低下していて、精神的なストレスにとても弱い状態になっている。そうなると、不登校になったり、自傷行為に走ったり、情緒不安定でイジメする側になったり・・・いろんな問題が起こりやすくなるとのこと。
親も、ひとり親家庭だったりすると余裕が無い。そして「いい子に育てなきゃ」「勉強もよくさせなきゃ」という社会的なプレッシャーも影響するとのこと。ついつい言ってしまうことってありますよね。
では、どうすれば良いのか?・・・
子どもがつらい時に親は支えてくれるだろうと思えることが重要。
そのためにも親は、子どもは今不安かな、泣いているな、といったサインにまず気づく。そして共感してあげること。ただ、それは完璧でなくてもいい。3割で十分・・・「完璧でなくてもいい」という言葉に、親も救われますね。苦しんでいるのは子供だけではないのかも。
そして、親子は向き合うだけでなく、一緒に同じものを見ながら『やったね』と親子で共有する。それがとっても大切なのだと。
なるほど!そこに救いがあるかも⁉️
重いテーマですが、少しホッとした気持ちになりました❤️
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