「思ったこと、もやもやしていることをスマホにつぶやく」・・・そんな番組に出会いました。
つぶやきを聞いているのは、お笑いタレントの又吉直樹さん。「火花」で芥川賞を受賞していますね。彼は「人の心の浮き沈みに共感できる人」という印象があります。
いろんな人が、自分の悩みをブツブツとつぶやいている。
例えば、ある小学校の保健室の先生をしている23歳の女性。
立場上、人前では言いにくいけれど、実は「新しいことをこなす」ことが苦手でストレスになる。新学期の時期は特に辛くて、自分の弱さに直面している様子。
それでも仕事はこなしていかないと、ですものね。
その女性は、小さい時に一度吐いてから、また吐くのではないかと、いまだに外食するのが怖い。「会食恐怖症」ということらしい。
でも自分も体験しているから、「給食が怖い」という生徒の気持ちがすごく分かる。お弁当はいいけど給食は怖い・・・そこに、何か共通の心理があるのですね。
だから、その生徒に迷いなく「給食食べなくてもいいよ。お弁当を持っておいで」と言ってあげられる。その生徒はどれほど安心したことでしょう。
「自分の体験があるからこそですよね」・・・何気なく話す又吉直樹さんの言葉に、23歳の女性もどれほどホッとしたことでしょう。
受け入れてもらえる、それでいいんだよと認めてもらえる・・・大人も子供も、その喜びは同じなんだなぁと思ったことでした。
自分はバカだ、自分が大気嫌い、消えてしまいたい、自立しないといけないと年齢なのに頼るばかり・・・みんな、自分を責めてしまう。
誰かに話せると、少し気が楽になりますよね。
もやもやをつぶやける場所、大事ですね〜❤️
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