この前の日曜日、久しぶりに実家のお墓まいりに行って来ました。
関西の実家の最寄り駅から、レンタカーを借りて運転すること約1時間半。
かなり遠い!それも68才の老女(もう立派な老女で〜す。笑)の運転!客観的に見ても、かなり危険度が高い‼️笑
でも、定期的に行きたくなるのです。まるで中毒のように。笑
お墓まいりって不思議ですね〜
何とも言えず心がスッキリします。
自分が愛されて育ったこと、そこにいるだけで認めてもらえたこと、、、、自分のルーツはここなんだと思うと、根拠のない自信が持てるような気がするのです。(^^)
お墓に手を合わせると、両親の顔、祖父母の顔、、、それも決まって笑顔が、パーッと浮かびます。
母方の祖父は、90才まで元気でした。毎週末、隣に住んでいた私の家に来て、家族マージャンをするのが何よりの楽しみでした。
勝っても負けてもお小遣いをもらえるので、私も高校生の頃からマージャンに付き合っていました。かなり暇だったな〜笑
土曜日の夜になると、下駄をカランコロンと 鳴らしながら、笑顔満面の祖父がやってきます。
2時間ほどマージャンを楽しむと、みんなにお小遣いをくれてから、必ずウイスキーのお湯割りを、それはそれは美味しそうに飲みます。
そして、いつも決まって、同じフレーズが繰り返されるのです。
「世の中の人、みんなが言うてくれはる。○○さんは世界一の幸せもんや!と」
「こんな幸せもんは他にはおらん。ありがたいな〜」
このフレーズは、私が物心がついてからず〜っと、ず〜っと、繰り返されました。
それは、うちに来た時だけでなく、いつでもどこでも繰り返されたようです。特にお酒が入ると。笑
「幸せ爺さん」、、、これが祖父のニックネームでした。
その頃は、正直「またおんなじことばっかり言って〜」と、少々バカにしていたところもありました。(おじいちゃん、ごめんなさ〜い。)
ところが、今になって思うのは「自分だけでなく、まわりにも幸せを与えていた人だったんだな〜」ということです。
今は、切に願います。
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