いい話

92歳の藤右衛門さん

夜中のEテレにたまたまチャンネルを合わせたら画面に出て来たのが、92歳のお爺さん。

何だろう?この魅力的なお爺さんは⁉️

92歳でトラクターに乗ってる‼️すごい‼️

何だか知らないけど、イキイキしている。輝いている。余裕がある。自信を感じる。依存していない。笑顔が可愛い。ユーモアがある・・・

とにかくすごい人間力を感じたのです。

番組名に「京都桜守り 佐野藤右衛門」とあった。

ググってみたら「天保3年(1832)創業の植木職「植藤」(植藤造園)の当主として、16代目佐野藤右衛門を襲名。桂離宮、修学院離宮の整備や京都迎賓館の作庭などを手がける・・・」と。

そうか〜すごい人だったんだ〜

番組の中で、何度も出て来た印象的な言葉。

「それだけのこっちゃ!」

例えば、「昭和20年1月。終戦の年。みんな徴兵されてるのに自分は急性肺炎で死に損ねて、また戻ってきた・・・それだけのこっちゃ!」

「年寄りは、まずぼやき。次は愚痴や。自分もそう。我ながら年取ったなぁ〜と思うわ。桜はボヤキも愚痴も言わんと向こうから来てくれる『咲いたで〜』ゆうて。それが魅力や。それだけのこっちゃ!」

そして、以下は「ウバザクラ」について。

「姥桜と言われるほど歳のいった桜は、幹は皺くちゃです。

けど、わずか残った枝に咲かせる花には『色香』がある。

姥桜は、自分で枝や幹を少しずつ枯らしながら花をつける。調整せんと体がもたへんからね。

知恵を働かせて永らえるから、皺くちゃの幹に風格がある。

そこに花がほろりと咲いて「色香」を放つ。なかなか姥桜にはなれへんぞ、というのはそこですわ」

そっか〜ウバザクラになるのもいいな〜❤️

年を重ねるという魅力を、やたらと実感した私でした!笑

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