いい話

進藤奈邦子さんのこと

今、私の手元にあるのは、WHOの医師、進藤奈邦子さんの2007年の朝日新聞の切り抜き。

彼女は当時44歳、WHO(世界保健機関)で鳥インフルエンザの感染拡大を食い止める活動の最前線の人でした。

最近のコロナ関連のニュースで、久しぶりにその名前を耳にしました。単純計算して今は57歳ということかしら?ずっと最前線で頑張っておられるのだな〜と思うと、頭が下がります。

2006年のNHKのプロフェッシヨナルでもやっていましたが、彼女がその仕事についたのは、15歳で脳腫瘍で亡くなった弟さんとの約束を果たすため。

治療の副作用で苦しんでいた弟さん。「僕の代わりにお医者さんになって欲しい。お医者さんが『今日は検査をがんばったから、明日はきっと良くなってるよ』と言ってくれるから、僕は明日があることを信じて眠れるんだ」と。

その仕事の過酷さは尋常ではありません。テレビの画面で印象的だったのは、疲れ果てて家に帰り、玄関で倒れ込む母親に、当時まだ6〜7歳のお子さんが缶ビールを持ってきて耳もとでプシュッと‼️その、缶を開ける音で立ち上がれるのだと。お母さんを元気にしたいと言う子供の気持ち、いじらしいですね〜

そして、毎朝仕事に向かう彼女の気持ちを勇気づけてくれるのは

「平原綾香さんのジュピター」

だと言うのも心に残りました。

♫ Every day I listen to my heart ひとりじゃない〜♫

それからは、私も大変な仕事に向かう時に聞く曲になりました。ちょっとおこがましいですけれど。笑

、、、と、ここまで書き貯めていたところ、昨夜4月7日の夜に緊急事態宣言が出されました!

5月6日までの外出自粛要請。我が家の6歳と2歳の二人も、昨日から民間学童と保育園に行かせるのをやめました。

「事態を甘く見ない」

「最悪を想定する」

この事態を乗り越えるためには、それぞれが強い意志を持って行動しないと、と強く思います。

今回の新型コロナウィルスでも、進藤奈邦子さんのような人が、どれほどの思いで努力してくれているか、、、心に留めて行動したいと思います。

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