私の母はお料理上手でした。母が作ってくれたものと言うだけで、私にとってはご馳走でした。娘達は私の料理をどう思っているかな?笑
不思議なもので、お巻き寿司(関西は何でも”お”をつけて笑われます)、筑前煮、ホーレンソウのお浸し、大根とうすあげの炊いたん(この言い方も関西風)、、、レシピがある訳ではないのに、なぜか母の味になっています。
母がよく言っていたのが、
「何でも、いろいろ混ぜると美味しくなるんよ〜♫」
お醤油も薄口と濃口、お味噌も白味噌と赤味噌、、、1種類だけじゃなくて何種類が混ぜると、味が複雑になって深みが増すと言うのです。
「お味は、味見しながらちょっとずつ足していったらええんよ」
これも立派なノウハウ‼️笑
結婚して毎日ご飯を作るようになってからは、
「いろいろ混ぜて、ちょっとずつ足す」
と言う母の教えを、忠実に守っている私です。
、、、というか、だんだんとそれが高じて来て、最近では
煮物なら、出汁に最初は薄めの味付けで、砂糖、みりん、薄口醤油、濃口醤油、砂糖、みりん、あっ出汁醤油もいいかも!、つゆの素もちょっと入れてみよう!、やっぱりもうちょっと薄口醤油かな、、、と、何とも節操の無い調理法になっているのです。
何をどれだけ入れたかなんて、考えたこともない笑。 ま、もともとのアバウトな性格もあります(^^)
クックパッド世代の娘には、正確な分量のレシピを求められますが、そんなものはある訳が無い‼️笑
そして今、思うのは
「これって私の生き方かも⁉️」
ということ。
いろいろな人に会って、いろいろな体験をして、決まったことじゃなくて、ちょっとずつ自分の感覚で足していく、、、
正解があるわけでは無い。行きたい方向だけがブレずにいれば、何でもあり‼️
これは、
お料理を通して母が教えてくれたこと
かも知れません。ありがたいな〜(^^)
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