いい話

もしバナゲーム

「人生の最後にどう在りたいか」

だれもが大切なことだとわかっている。

でも、なんとなく「縁起でもないから」という理由で、避けてしまう。なかなか話題にしにくい、、、

「あと一年の生命だとしたら、あなたは何を望みますか?」

もしバナゲーム、、、このカードを使えば、そんな難しい話題を考えたり話し合うことができると言うのです!

カードには様々な言葉があります。

「家族と一緒に過ごす」

「痛みが無い」

「人との温かい交流がある」

「家で最後を迎える」

「お金の問題を整理しておく」

「信頼できる主治医がいる」

「家族の負担にならない」

、、、など。

もしも、自分の最後が近づいた時、どのようにケアして欲しいか、誰にそばにいて欲しいか、自分にとって何が大切なのか、、、

欲しいカードと交換していきながら、自分が望んでいることを明確にしていく。

なかなか話題にしにくいことを、カードを使って、ゲーム感覚でやっていく、、、こんな方法があるんだ!

私は、父の時に悩みました。

母は前の晩まで元気で、ある朝、台所で倒れてそのまま、、、と言う状況だったので、悩むことも無かったのですが、父の場合は、肺炎で入院したあと、主治医の先生に聞かれました。

「もしもの場合、延命治療はどうされますか?」

と。

身体中をチューブでつながれたような状況を父は望まないだろうとは思っても、父の意志を書いたものがある訳ではない。

兄がかけつけてくれたけど、私達で決められることではない。

かと言って本人に聞くわけにはいかない、、、

本当に困りました。

結局は「痛みは取ってもらうけれど、無理な延命はしない」と言うところに落ち着きましたが、、、

父は10日間の入院で、おかげであまり苦しまずに天国に召されました。

でも正直、あれで良かったのかしら?と言う思いは残ります。

それからは

「最後の時にどうして欲しいか

を、毎年書き直して、娘宛ての手紙にして置いてあります。

そして、もしバナゲームもやってみたいなと思っています。

いざという時に自分が何を望むのか、自分のことがより見えて来るような気がするから(^^)

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