いい話

咲くはわが身のつとめなり

「続・窓ぎわのトットちゃん」を読みました。

自由が丘、大井町線、九品仏、北千束・・・この辺の地名が出てくるのも楽しくて、あっという間に読んでしまいました。

「君は本当はいい子なんだよ」の言葉でトットちゃんの人生を変えた、トモエ学園の小林校長先生のこと。お父様の出征中に、苦労を苦労とも思わずに子供3人を立派に育てたお母様のこと。かなりの変わり者だったトットちゃんの青春時代のこと・・・

文章もとても読みやすくて魅力的。「黒柳徹子さんってやっぱりすごい人だな〜」と思ったことでした。

その中で、とても心に残った言葉があります。

それは、「咲くはわが身のつとめなり」という言葉。

トットちゃんが通った香蘭女学校の校歌の一節です。

放課後、友達のお家に寄っておしゃべりする時も「将来のこと」について話していたのは、みんな心の中で「咲くはわが身のつとめなり」という言葉があったからではないかと。

勉強はあまり好きでは無かったトットちゃんも「どうやったら自分を咲かせられるか」ということを、いつもぼんやりと考えていたというのです。

う〜ん、「自分を咲かせるためにどうしたらいいのか」「どう生きたいのか」・・・なかなか意味の深い言葉ですよね〜。

これが黒柳徹子さんの素晴らしさの原点なのかも?と思いました。

⭐️まだまだ余震だ続いていて、寒い上に水も電気もままならない能登の被災地の方々。一日も早く復旧することを祈ります。また月曜日に。

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