〜朝日新聞 折々のことばより〜
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14年前、独りで育てた長男を突如、事故で亡くした。以後、彼女の世界から「色彩」が失せた。12年後、やっとたどり着いたのは仏門。
修行の中で、失いうるのは与えられたものだけと思い至り、世界に色が甦った。
その感謝を胸に、正式の僧侶となった翌朝いちばんに向かった先は息子の墓前だった。
「お母ちゃん、僧侶になったから、お経を読んでやるわな。一発目があんたやで!」。
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ジ〜ンときて、思わず新聞を切り抜いていました。
12年間、苦しんだ末に出会った言葉。「失いうるのは与えられたものだけ」・・・。ズシンと腑に落ちたのでしょうね。
そして修行の末、「お経を読んでやるわな。一発目があんたやで!」。泣けますね〜。
「彼女の世界から色彩が消えた」・・・よく分かります。ひどく落ち込んだことのある私は、まさにその体験をしました。色が無い、味がしない、笑えない、泣けない・・・全ての感覚が消えてしまったことを思い出しました。
そして「世界に色が甦った」・・・人間って不思議ですね〜。どんなにひどく落ち込んでも、またそこから復活する力も持っているのですね。それを信じたいです。
僧侶になったお母ちゃんのように❤️
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