いい話

ノーベル賞受賞の科学者はエッセイスト?

「抗寄生虫薬開発への貢献」(難しそう〜)で、2015年ノーベル科学賞を受賞したのは、世界的科学者の大村智さん。

いつも頭巾をかぶって、柔和な笑顔が印象的な方。お人柄が感じられます。

その大村さん、ノーベル科学賞の受賞だけでもすごいのに、何と今年「日本エッセイスト・クラブの会長」に推されて就任されたとのこと。

エッセイスト・クラブとは70年以上の歴史を持ち、著名作家ら約270人が名を連ねている団体。大村さんは、30代から書きためた自費出版の随筆が認められ、60代で日本エッセイストの会員になっておられる。すごいですね〜。

研究の道では、事実を淡々とまとめる論文を書くことに必死だったけれど、「味も素っ気もない論文だけでなく、味のある文章の方が、人の心に届けられるんじゃないか」・・・と。

確かに!論文と名のつくものは、難しくて面白くないというイメージ。広く読んでもらうためには、「難しいことを面白く」という視点ですよね。

故郷の山梨県を中心に、市民が投稿する手作りの文芸集「中央線」の発行人を7年前から務め、“東京から月に一週間は地元に戻り、編集を支える“という生活。

何とも味があって、いいですね〜。人生を楽しんでおられる感じ❤️

⭐️11月も半ば、あと6週間で新しい年!早いですよね〜。「今日一日」を楽しみましょう!また月曜日に。

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