ラグビーのW杯がフランスで行われています。
チリとサモアに勝ち、イングランドに負けて、日曜日の試合は世界ランキング9位のアルゼンチン、日本は13位。勝たなきゃあとが無い。こりゃあ厳しい〜
日本はすごく頑張ったけれど、やはりアルゼンチンは強かった。37対29で惜敗!ベスト8には残れなかった。みんな悔しそう〜
そんな思いの中、新聞に載っていたのは「柱」という選手の存在でした。
ラグビーW杯フランス大会では、1チームあたり33人の登録が可能だが、試合に出場できるのは控えを含めて23人。必然的に10人は出られない。日本代表は、そんな彼らを「柱(HASHIRA)」と呼ぶ。登録されて喜んでいたのに、試合には出られない。辛いですよね〜。
試合の約一週間前、チーム内で出場メンバーが発表される。10人の「柱」たちの仕事も、この瞬間から始まる。
対戦相手の動きを分析し、相手のサインプレーも覚える。そして練習では相手選手になりきってぶつかる。
チーム最年長、4度目のW杯出場の堀江翔太選手は「柱」を「なくてはならない存在」と表現する。
「文句も言わず、チームのために、柱メンバーだけでミーティングしたり、ラインアウトを合わせたりしている。それが僕らのモチベーションになる。柱メンバーのために、体張らなあかん」と。
それまでの「ノンメンバー」という名前から、「チームを家に例えるなら、俺たちは柱だな」と自分たちで考えたネーミング。
「大事なのは、試合に出ないメンバーで考えだしたと言うこと。悔しさはあるけれど、自分たちで納得した名前だからこそ、一つの与えられた役割をやり切ろうと言うマインドに、みんながなれた」・・・と。今や日本だけでなく、世界中のチームが「HASHIRA」と呼んでいるとのこと。
試合に出られない苦しみを知っている人たちが、チームのために全力でサポートする・・・この「柱」の存在を知って、ますますラグビーを応援したくなりました。ラグビー日本、ガンバレ‼️
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