先日、次女から熱心に推薦されたのは「コーダ あいのうた」というアメリカ映画。「絶対、観た方がいいよ!」と。お休みの日に時間を作ってAmazonプライムで観てみたら・・・確かに感動‼️
「コーダあいのうた」は2022年アカデミー賞で作品賞など3部門に輝く作品。
主人公の女子高校生ルビーは、耳の聞こえない両親と兄との4人家族。自分一人だけ耳が聞こえる。
幼い頃から家族のために“通訳“をし、家業の漁業も毎日欠かさず手伝ってきたルビー。そんな彼女が、「歌う」という自分の夢に目覚めて家を離れる決心をするが、耳の聞こえない両親にはルビーの可能性が信じられず、彼女がいないと家族の生活が成り立たないと大反対。
でも、ルビーの兄は「お前なんかいない方がいい。耳が聞こえない者同士で仲良くやっていく」と。・・・わざと、妹が出て行きやすいように仕向けるのです。お兄ちゃんの愛情、たまりませんね〜。
そして最後は、父親の出した意外な結論‼️ 4人で抱き合いながら感じる「家族の絆と愛情の深さ」・・・理屈抜きに感動しました❤️
そして、驚いたのはそのキャスティングのこだわり。主人公ルビーの家族を演じるのは、全員が実際に聞こえない俳優たちだったのです。だからあんなに手話も自然だったんだな〜。
“当事者が演じる“というリアルさがあるからこそ、「耳の聞こえない家族の中での主人公の葛藤と家族の愛情」が、痛切に伝わってきたのですね。その迫力に圧倒されました。
「リアル」で「嘘が無い」こと・・・それにはシンプルに胸を打たれます。
興味のある方はこの映画、ぜひお勧めです!(^^)
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