【水が善人・悪人を区別しないように、誰とでも協力し、世界がどうなろうと、他所に逃れようのない人々が人間らしく生きられるよう、ここで力を尽くします。内外で暗い争いが頻発する今でこそ、この灯りを絶やしてはならぬと思います】
これは、昨日のブログにも書いた中村哲さんの遺された言葉です。アフガニスタンの平和に対する強い覚悟が滲み出ていますね。
中村哲さんの想いは、亡くなった後も、アフガニスタンの人たち、そして日本で彼を支えてきた「ペシャワール会」の人たちへと確実に受け継がれています。
これこそ、使命感を持って人生をまっとうした人の想いが、亡くなった後も消えることが無い・・・「大志」といえるものではないでしょうか。
「彼と対話をしながら事業を続けてきた2年間(亡くなってからの)でした。だから、『いない』という感覚はないです。いまでもそばにいるような気がするのは、僕らだけではなくて、アフガニスタンにいるみんなもそうです」・・・ペシャワール会の会長、村上優さんの言葉がそのことを表しています。
「僕にとっては哲ちゃんですよ。冗談を言ったり、とぼけたり、独特のユーモアがあって親しみが湧く人です。たぶんそうじゃなかったらみんなこんなについていかない」・・・すごいな〜。村上さんは大親友だったのでしょうね〜。
そして、以前ブログにも書きましたが、中村哲さんが銃弾に倒れられた後の、ご家族の言葉が忘れられません。
↓ これが、現地に駆けつけた娘さんの言葉です。
「父がどれほど現地の皆様に受け入れて頂いていたか、痛感しています。本当にお世話になりました。ありがとうございました」・・・・・
彼の後ろには、支える人たちとの強い強い「絆」があったのだな〜と改めて痛感しました。
「絆」「大志」・・・日頃、私の会社セザンで日頃目指していることを、しっかりと実現しておられる中村哲さん、改めて、心から尊敬します。そして1ミリでも近づきたいです。
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