韓国のKポップグループ「防弾少年団(BTS)」。すごい人気みたいだけど、名前は聞いたことがあるかな〜という程度の私。
それが、「BTSがグループ活動停止!」というニュースで、初めてその存在を知りました。
メンバーは7人。BTSを結成して9年。国際レコード産業連盟によると、2年連続で世界で最も売れたアーティスト。
今年の6月には米ホワイトハウスを訪問し、バイデン大統領と会って、アジア人を標的としたヘイト問題を話し合っている。
アメリカでは、新型コロナウイルスのパンデミックの中、東アジア系の人々を狙う犯罪が急増した。BTS自身も、アジア人としてヘイトの対象になった経験を持っていて、「憎悪と暴力の対象になることの苦痛は言葉にできない」とコメント。
BTSは音楽を通して、社会的にも世界にメッセージを発信していたのですね。ところが・・・
「いつの頃からか、うちのグループがどこに進むべきか分からなくなった。方向性を失ってしまい、一度考えてからまた戻りたいが、これを話すとファンに失礼になるような気がした」
「歌詞が出てこない。無理矢理絞り出している。今は本当に言いたいことがないし、何を言えばいいのか分からない」
「歌詞を書くのもそうだけど、どんな話をしてどんなメッセージを伝えるかを重要だと思ってきたのに、そういうのがなくなったような気がする」
・・・メンバーが集まって、涙ながらに本音を語るシーンを見て、心にグッとくるものがありました。ファンでもないのにね。笑
頂点になったがゆえに、ハングリーでなくなってきたこと。這い上がってきた魅力が薄れてきたこと・・・
「成功」と「葛藤」という表現に、彼らの中に、人生の縮図を見たような気がしました。一所懸命にやってきたからこその、葛藤ですね。
「何かに向かう喜び」を、また見つけてほしいな〜❤️
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