確かに。真っ暗なところほど、夜空の星は輝いて見えますよね。
旅行先でふと夜空を見上げて、いつもの東京の空となぜこんなに違うのかな〜と感動した覚えがあります。ネオンなどのまわりの明るさも、空気自体が澄んでいるかどうかも、ありますよね。
「真っ暗闇ほど星は輝く」・・・この言葉を聞いたとき、ふと、こんな情景がよみがえってきました。
私の会社の研修に来た人が、こんな感想を伝えてくれたことがあるのです。
「自分の人生はこんなもんだと諦めていたときに、遠くにキラッと光る灯りが見えたように思いました」・・・と。
「私なんて、いてもいなくても同じ」「大切な人なんてひとりもいない」「誰にも求められていない」「これから何ができるわけでもない」・・・
なんだか世捨て人みたいですね〜(笑)
でも、意外とそんなことを思っている人が多いのです。・・・というより、誰でもそんな部分を持っているのではないでしょうか。
そんな思い(悩み)が深ければ深いほど、逆に「何か」をつかむ力も強いのでは?とも思うのです。
気持ちが沈んで落ち込んでいる時ほど、人の言葉や本に書いてあることに吸い寄せられるように感じたことはありませんか?
私の場合は、1冊の本でした。
40才になって始めた仕事で、自分のダメなところをイヤというほど感じて落ち込んでいた時、本屋さんで、ずらりと並んだ本の背表紙から飛び込んできたのが、「自分から逃げるな」という文字でした。
ちょっとシュールな題名ですよね〜。笑
それは、中村天風という人のことを書いた本でした。私にとっては「目からウロコ」の言葉の数々。「弱い自分を、自分で強くする方法」が、具体的に書いてあったのです。
それこそ「真っ暗闇ほど星は輝く」・・・しんどい時期の私に、先の光を見出させてくれた本でした。
皆さんも、きっとそんな体験があるのではないでしょうか。いろんな人の体験を聞いてみたいな〜と思います(^ ^)
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