いい話

女子サッカー部監督の情熱

昨日小嶺監督のことを書きましたが、続いてTBSの「バース・デイ」という番組で出会ったのは、池田浩子さんという作陽高校女子サッカーの監督。

この人も、部員のために大型免許をとってバスで遠征してる!すごい!おんなじだ〜。サッカー部を率いて10年。34歳、また若い!

池田さんは、女子サッカーの名門・日本体育大学に入学したが、なかなか試合に出場できなかった。それでもなんとかレギュラーをつかみ、4年生でキャプテンも任された。卒業後はなでしこリーグ「岡山湯郷Belle」に入団するが、右膝の前十字靭帯断裂で1年で現役を引退。・・・そして24歳の若さで作陽高校女子サッカー部の監督に就任。

いろいろと挫折してきているのですね〜 だから、部員の気持ちに寄り添える。

彼女は、指導者としての経験が少ない分、選手と向き合い続け、徐々に現在の指導スタイルへとたどり着いたという。

監督に就任以来、毎日続けてきたのは、選手と1対1の面談。悩みを聞き、モチベーションをかけ、常に寄り添う。

「こんなに私を見ていてくれる監督はいません」・・・どの部員も皆、そう言う。

ずっと見ていてくれる人がいる・・・だから安心できる、だから頑張れる、だから自分はここに居ていいんだと思えるのですね〜❤️

そして、練習メニューは毎日考えて、毎日作り替える。すごい!

以前は池田監督が映像分析も全て行い、練習メニューを考えていたが、ある時、あまりに選手が楽しくなさそうだったことに気づいて、選手主導に切り替えた。

何がしたいのか、自分達で考える。受け身になるよりも、自分達から発信することで意識が変わった。

全てのチーム方針を選手に委ねてきた池田監督が、唯一自分の責任で決断をしたこと・・・それは高校選手権の登録メンバーの選考。

作陽高校は昨年の高校選手権で2度目の準優勝。しかし、悲願の日本一のタイトルを手にしていない。

登録できるのは50人中30人。悩み抜いた登録メンバーを発表しなければならない。(あ〜それは辛い仕事ですね〜)

誰よりも頑張ってきたキャプテンは、怪我で出場できない。

「誰かのために頑張れる奴、自分の成長のために頑張れる奴しか、ここにはいないと思っている」と涙ながらに訴える監督。聞いている部員も皆、涙。そのシーンには、思わずこちらもうるっときてしまいました。

チームの結束とさらなる成長を誓って挑んだ高校選手権。悲願の日本一へ‼️

・・・でも、結果は2回戦で敗退。

あ〜、2回戦で!悔しかっただろうな〜

でも、へこたれていられない。挑戦はまだまだ続く・・・あ〜ここにもこんなに頑張ってる人がいる。

「頑張って‼️」・・・思わずエールを送りました。

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