ジャイ子ちゃんの2才のバースデーの日、家に帰る車の中で、お兄ちゃんのナント君(6才)がしきりと口にします。
「ボクと○○(ジャイ子)ちゃんのお誕生日を一緒にすればいいじゃない!お誕生日も近いんだから。」
何度も何度も、同じことを繰り返します。
お誕生日は8月と10月。
ちっとも近くないじゃないか‼️笑
何を言ってるのかしら?と不思議でしたが、段々と彼なりの事情が分かって来ました。
うちに帰ったら「バースデーケーキのローソクをフーッする」と言う、恒例の儀式がとり行われるのを見越しての発言だったのです。
なかなか先読みが鋭い!笑
自分が「フーッする」のはいいけど、妹がひとりで「フーッする」のを見ているのは辛過ぎる‼️のです。
「そんな勝手なことを言って!」と、母親は叱ろうとするけれど、こればっかりはみんな通る道。
、、、と言うのは、次女のところも兄(Y君)と妹(Mちゃん)。その年齢差は4才。うちと全く同じ構成。そして、その光景はまさにデジャブ!
「いいな、いいな、Mちゃん(4才年下の妹)はいいな〜。」
何かにつけて、すぐにすねる。ごねる。いじける、、、あら、三拍子揃ってる!笑
極めつけは、Y君がもうずいぶん大きく(10才は越えていた?)なってからの妹の誕生日のこと。妹が「フーッ」している横で一言ボソッと呟いたのです。
「ボク、今日、我慢した」
あ〜ぁ、なんて可愛い!今思い出しても笑える〜笑
その心理はおんなじ‼️ジャイ子ちゃんがバースデーケーキをフーッとする間、ナント君はその光景が目に入らないように、終始身を伏せていたのでした。笑
その姿に「情けない〜」と言わんばかりの娘に、さっきのY君の話をしたのです。
「そう言えばY君もそうだったね!じゃあ大丈夫だね!今はあんなに優しいお兄ちゃんだものね〜」(^^)
そう、大丈夫なのです。
今まで独り占めできたことができなくなる。お兄ちゃんなんだから(お姉ちゃんなんだから)と言われる。我慢しないといけない、、、
「○○ちゃんなんか、いなければいいのに‼️」と、叫びたくなる、、、
下に妹、弟ができた子供達がみんな通る道なのです。
“嫉妬”と言う今まで知らなかった感情を味わいながら、自分と葛藤して、大きくなっていくのです。
今はますます大きくなった中2のY君、彼の名誉のために声を大にして言います!
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