同級生のよしみで私を今の仕事に導いてくれた、専務のH・Sさん。ずっとHちゃんと呼んでいました。
私が40歳で会社に入ってから26年。ず〜っと一緒に仕事してきた人。ケンカもしたけど、何でも2人で決めてきた・・・私たち、「戦友」だったよね?
あんなに元気で、そこに居るのが当たり前と思っていた彼女が難病で亡くなってしまうなんて・・・いまだに信じられない思いです。
2017年の11月だったから、もうすぐ丸4年。コロナも知らずに逝ってしまったんだよね〜
会社の2階のサロンには、彼女の写真が飾ってあります。
写真の前に、せめて会社の庭のお花を欠かさずに・・・
ね、綺麗でしょ。喜んでくれてるかな〜笑
そしてこの頃、特に彼女の写真を見るたびに思うのは「最後まで幸せだったんだよね〜」ということ。そう思うと、私の心もホッコリします❤️
膠原病のひとつで、治療法の無い難病。どんどん痩せていく、手も足も動かなくなる、痛みも伴う・・・どんなに辛かったかと思うけれど、決して弱音を吐いたり愚痴を言ったりしなかった。
「すごいな〜」「強い人だな〜」と、私は感心するばかりだったのです。
でも、社長いわく、それは「Hちゃんが強いからではなく、最後まで仕事があったから」「最後まで必要とされていたから」だと。
Hちゃんは、最後に救急車で運ばれて入院するまで、毎日会社に来ていました。身体は動かなくても、「Hちゃんに聞けばいい」と、みんなが頼りにしていました。私の娘が新人として会社に入った時も「Hさんに教えてもらいたい」と自らお願いした・・・それをとても喜んでくれていたようです。
社内だけではなく、アドバイザーの皆さんからも必要とされて、最後まで「電話」と「メール」で繋がっていました。
入院中のベッドの上で、動かない指で必死でメールを打っていた姿・・・
「相手のためにできることがある」「待っていてくれる人がいる」・・・
幸せだったよね〜❤️
奇跡的に打てた最後のメールは、どれほど深く人の心に残っていることでしょう‼️
「最後まで出来る仕事がある」「必要としてくれる人がいる」・・・それは、どれほど人の幸せに直結することか。
その重みをつくづく感じ、そういう仕事を提供していきたいと、本気で考えています‼️
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