いい話

「いのちの停車場」〜想像以上の映画〜

吉永小百合、松坂桃李、広瀬すず、西田敏行……出演者の顔ぶれと、「在宅医療を通して様々な生き方に向き合う・・・」と言うフレーズに魅かれて観た映画、「いのちの停車場」。

その日は土曜日。ひとりでお留守番だった孫娘のMちゃんも誘って、久しぶりに観に行きました。

原作は現役の医師でもある南杏子さん。この原作がすごい!実体験をもとにしているからですね。

東京の救命救急センターで医師としてバリバリ働いていた女性(吉永小百合)が、あることがきっかけで故郷・金沢に戻り、在宅医療を行う診療所で働くことになる。

(金沢は、私自身も仕事で何度も行ったことのある、馴染み深い場所だったので、なおのこと映画のシーンに引きこまれました)

在宅医療として主人公が向き合うのは、小学生の女の子からお年寄りまで、さまざまな患者とその家族の命のしまい方。

途中からは涙でグシャグシャになりながら、「自分だったらどうだろう」と考えさせられることばかり・・・

(涙が出てきたら止まらなくなって、ひとつ置いた隣の席で観ていたMちゃんも呆れていました〜笑)

例えば、小児がんと壮絶に闘ってきた女の子。「パパとママは頑張れっていうけど、何を頑張ればいいの?」と。

寄り添う看護師(広瀬すず)に「死ぬって苦しい?」「怖い?」と問いかける・・・

「海に行きたい。今度生まれ変わるなら人魚になりたい。早く行かないと間に合わないの」・・・死を覚悟している女の子・・・

「娘を見捨てるのですか!」・・・絶望の中で、持って行き場のない怒りをぶつける母親。

そこに同情するのではなく、女の子の思いを叶えてあげようと全身全霊で向き合うことで、やがて母親も希望を持つことの素晴らしさに気づいていく・・・

もう、号泣の嵐でした。あ〜こんなに泣いたのは久しぶり〜

でも、単に感動できる、泣けるだけの映画ではありませんでした。

他の人の話も深くて、ひとつひとつ「自分だったらどうするだろう」・・・と、「いのちと向き合う」ことの意味を考えさせられました。

そして、この映画の本当のテーマは?

そして最後のシーンは?

・・・長くなるので、続きは明日のブログに書きます。

思わせぶりでごめんなさい〜

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