いい話

差別の刃〜サッカー日本代表選手の苦悩と勇気〜

サッカー日本代表、鈴木武蔵さん。ジャマイカ人の父と日本人の母を持つ。

小さな頃から、肌の色が違うことでまわりのイジメにあってきた。

「焦げパン」「ハンバーグ」「ハンバーグというよりウンコだな」「うっわ、黒。黒くて黒板かと思ったよ」・・・

日本代表になった時は「その見た目で日本代表ってインチキじゃない?」・・・

何てひどいことを!言葉の刃ですよね〜

そんな彼を見て、お母様もどんなにか辛かったことでしょう〜

でも、お母様は前向きだった。「私がごめんねと謝ったら息子は余計に傷つく。『ママはその色が大好きだよ』と、常に肯定してきました」と。

すごいお母様ですね〜

ところが、そんな母に心配をかけたくないと、彼は徐々に自分の気持ちを押し込めるようになったのです。

泣きながら帰ってきても、玄関に入る前には涙を拭いて、なんでもない顔で「ただいま!」と。

あ〜ぁ、いじらしい〜 ママを心配させたくないと、ひとりで抱え込んでしまったのですね〜

長い間、そんな風に我慢してきた彼が変わったきっかけは、奥さんとのケンカだった。

何も言わずに黙り込んでしまう彼に、「黙ってないでむっちゃんの気持ちを聞かせてよ‼️」泣きじゃくりながら、奥さんは引き下がらなかった。

気がついたら、彼も泣きながら、初めて自分の気持ちを吐き出していた。

初めて、自分を出せたのですね〜 奥さんの愛情がすごい‼️ 私まで泣けてきます。

それをきっかけに、彼は変わった。

「否定を肯定に変える」「どこに行っても何をしていても、僕は僕」・・・ありのままの自分に誇りをもち続けられるようになった。

「僕だからこそ伝えられることがあるんじゃないか」と気づいて出版したのが「ムサシと武蔵」。

「いじめや差別を受けている子供たちには『今いる世界がすべてじゃないよ』ということを伝えたいんです。

小学校や中学校が世界のすべてに感じてしまいますが、この本をきっかけに『自分の世界の外』に目を向ける習慣を持ってもらえたら嬉しいです」と。

いじめた相手を非難することより、ありのままの自分に誇りを持ち続ける・・・彼の存在が、どれだけの人を勇気づけていることでしょう‼️

今週も一週間、お疲れさまでした❤️ブログは月曜日に更新します。どうぞ良い週末を‼️

宅配のプロ!〜何のために仕事をするのか〜前のページ

双子の赤ちゃんのベビーカーが‼️(^^)次のページ

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP