考え方

万が一とは

私が小学校2年生の時の担任の先生は城喜久子先生。大好きな先生でした。

子供の記憶ってすごいですね〜

先生のお名前、笑顔、表情、言葉、、、まだ8才の頃のことですが、鮮明に覚えています。あら、もう60年前だわ〜(笑)

確か夏休みの前、海で泳いだりする時の注意事項のお話でした。

「みんな、本当に気をつけてね。

“万が一”って言う言葉があるでしょう?

プールで溺れたとか、ボートが沖に流されて帰れなくなったとか、毎年必ず水の事故があるけど、まさか自分はそうならないと思っていない?

あなただけじゃない、みんながそう思っているの。

でも毎年必ず起きる。、、、だとしたら、それが自分じゃないとは限らないのよね。分かりますか⁉️」

子供心にドキッとしたのを覚えています。

そうか!自分かも知れないし、家族の誰かかも知れないんだ!」

急に、「溺れる」「行方不明になる」「死んでしまう」、、、などの事柄が身近に押し寄せて来て、怖い!気をつけなくては!という感覚になったのです。

「自分ごとで聞いてもらわないと」という、先生の必死さが、小学校2年生の子供にも響く説得力があったのでしょう。

その時から、明かに私の捉え方が変わりました。

「自分で気をつけないといけないんだ」と思えるようになったのです。

もちろん、自然の猛威の前に、不可抗力な時もありますね。

今回の台風19号、事前の情報はあったものの、これほど広域に渡って多くの犠牲者を出すとは、誰もが想像を越えていたのではないでしょうか。

今もなお、辛いニュースが続きます。亡くなられた方、被害に遭われた方、今も不便な生活を強いられている方々のために、心からお祈りしたいと思います。

一日も早く元の生活に戻られますように。

少しでも穏やかな気持ちになられますように。

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