「修身教授録」 森信三著 致知出版社
筆者の故森信三さん自身が、「まるで骨董品みたいな書物」と評されているように、固い書き方の、ハードカバーの、文字だらけの、いかにも読みにくいこの本。
(月曜日の朝から固い話でごめんなさい〜)
時々、会社の仲間と読むのですが、内容はよく理解出来ていなくても(笑)、とても清々しい気持ちになり、心が落ち着きます。
内容は、昭和12年3月から昭和13年4月までの、学生に向けた森信三先生の講義録。
とにかく内容が濃い‼️ひとつひとつが深い‼️今の時代にも、どんな立場の人にも、共通するテーマで書かれています。
ただ難しくて、とても一人で読み続けられる本ではないのです。
例えば「人間の偉さは、才能の多少よりも、己に授かった天分を生涯かけて出し尽くすか否かにあるといってよい」・・・ね、難しいでしょう?笑
この本と出会って読み始めたのは1998年2月28日。もう30年以上も前になるんだな〜 すごいな〜笑
私の会社の社長が、致知出版の藤尾社長からじきじきに推薦された読み方が「輪読」。その方法とは・・・
30分ほどの時間を取り、読む章を決めて、
①ひとりずつ区切って、音読する
②(読み終わったら)2分考える
③ひとり3分ずつ感想を発表する・・・というものです。
これが素晴らしい‼️
ひとりでは読みにくい内容でも、他の人の感想が聞けて、興味の持ちどころが違い、なるほど!と思えてくる・・・ぜひ、やってみて下さい(^^)
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