昨日のブログの続きです。
オリンピックといえば、これまでずっと日本の体操界を率いてきた、絶対王者内村航平くん。
3歳で始めた体操は、特に鉄棒が苦手だったとのこと。
それが彼の一番得意な種目になるなんて、不思議ですね〜
だから誰よりもたくさん練習した。
オリンピック2連覇、40勝負けなしの実力を誇る彼。
「可能性は生み出すもの。限界はない。不可能もない」
・・・というのが彼の持論だった。
「王者もずっとは続かないんだから、絶対王者なんてあり得ない」と言われても、
「6種目全部に出てこその体操だ」と、種目を減らすなどと言う考えは、彼の中にはかけらも無かった。
ところが31歳という年齢、長年酷使してきた身体は、とっくに悲鳴を上げていた。
インタビューに答える内村くん。思い通りに行かないことに、「悲しいと言うより悩ましい。悲しさはだいぶ昔に通り越しました」と。
人には想像もつかないほど、辛い思いを重ねてきたのでしょうね〜
佐藤コーチは後輩。とても仲が良く信頼が厚い。
「もうこれ以上は無理」という、佐藤コーチの視点は間違っていなかった。
でも、いつ、どうやって、内村くん本人に伝えるか、そして納得してもらうか・・・それが難問だった。
絶妙のタイミングでのアドバイスで、練習方法を鉄棒だけに切り替えたところ、
「久しぶりに自分の体が思う通りに動いた!」
と。その嬉しそうに輝いた表情‼️
個人総合にこだわり続けてきた彼が、やっと鉄棒だけに出る決意を固めた。
長い間、彼を苦しめてきた絶対王者のプライドから解放された瞬間だったのですね。
これで、思い切り、鉄棒に挑戦できるね〜
あ〜良かった〜❤️
心から、そう思いました(^^)
まわりで彼を支えている人たち、ご両親、ご家族の方・・きっと皆さん、同じ気持ちでしょうね〜(^^)
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