モンゴル帝国とは、モンゴル高原に現れたチンギス・ハンが遊牧民を統合し1206年に築いた大帝国。
今から800年以上も前、その繁栄にはこんな理由があったようです。
①統治の面では、宗教や社会などはそれぞれの遊牧民の自治にゆだねて、モンゴルの慣習を強制することはしなかった
②宗教面でもとても寛容で、キリスト教、仏教、イスラム教、その他諸々の宗教を、自由に信仰できた
③生活面でも干渉をせず、多文化・多人種・多宗教・多言語がそのまま帝国内にあることを認める社会体制だった
「強制、強要するのではなく、それぞれの文化・宗教・生活を尊重する」
これは、古代ローマ帝国の繁栄にも共通するやり方なのだとか。
人の、「支配されたくない」「自由でありたい」という欲求に、見事に応えているのですね。
「人を知る」ということが、いかに大切かを象徴しているんだな〜
そして、チンギス・ハンのもうひとつの特長は、
「常に1番弱い人に合わせる」
というやり方。
戦いには、女性も子供も一緒に連れて行く。戦いの直前まで一緒にご飯を食べる、、、
ちょっと意外じゃないですか?
「守らなければいけない存在がある人間が強い」
これは、湾岸戦争の総司令官(知ってる人は少ないですよね〜笑)シュワルツコフさんの言葉でもあります。
そうか〜人間の本質って素晴らしいな〜(^^)
「敵であっても、相手を尊重する」
「誰のために戦うのか、その愛情の大切さ」
人としての在り方が、全ての基本なんだな〜と、教えられます。
アメリカと中国など、今の世界の状況を見ていると、その原理原則が違うのでは?と感じます。
歴史に学ぶって、このことですよね。
今日はちょっと真面目なブログでした‼️笑
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