大晦日の夜に発熱した次の日の元旦、せっかくだから(笑)ソファに寝転んでずーっとテレビを見ていました。
今日は誰もいないし、正月早々自由度100%‼️こんなチャンスはまたと無い‼️と、風邪も吹き飛んだ模様!笑
元旦の午後、テレビ東京でずーっとやっていたのが「きのう何食べた?」と言うドラマ。知ってます?
「大ヒット連続ドラマを全12話一挙放送‼️」だそうで。
普段、ドラマと言うものを見ない私はホント、驚きましたね〜
ナント、主役は40代半ばのゲイのおっさんカップル。
「時代だな〜」
と、最初は軽く捉えていました。
主演の男優は西島秀俊さんと内野聖陽さん。2人とも売れっ子の2枚目俳優。特に内野さんは、私にとっては「舞台でも活躍の男の中の男!と言うイメージ」しか無かった人。その熱演ぶりは凄かった。もう、ゲイの人にしか見えない!笑
最初は何となく興味本位で見ていたのですが、段々と引き込まれていって、遂には
感動して泣いてしまったのです。
ひとりは弁護士、ひとりは美容師。
両親には言えたけど、職場ではカミングアウトできていない西島秀俊さん扮する弁護士さん。本人の葛藤、両親の苦しさ、ひとり息子の彼を必死に理解しようとする父親と母親。
事情を知った親の反応は、まず
「かわいそうな子」。
そして次には
「私の育て方が悪かったんだ」
と自分を責める、、、
あぁ、そうだろうな〜。私もきっとそうなるだろうな〜と、すっかり親の気持ちになっていました。
そこには、性的マイノリティあるいはLGBTと呼ばれる人達、そしてそのご両親の、リアルな感情や葛藤が描かれていたのです。
「全ての存在には意味がある」
「多様性を尊重する時代」
と言われてはいるものの、人には言えずに苦しんでいる人がどれほどいることでしょう!
そして、一番にそれを受け止めてもらいたい親は、どれほど自分を責めて苦しむことでしょう!
深いメッセージを、こんなに面白く、お料理も交えて興味深く、見せてくれるなんて、、、想像をはるかに越えたドラマでした。
これこそ「怪我の功名」!
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